後ろ向き惹かれ隊

椿山課長の七日間 (朝日文庫)

椿山課長の七日間 (朝日文庫)

地下鉄に乗って (講談社文庫)

地下鉄に乗って (講談社文庫)


前の日記に書いたように、秋に上映される「椿山課長の七日間」の原作を読んでみました。



また、「地下鉄に乗って」も映画化が決まっています。
堤真一大沢たかお常盤貴子と個人的に好きなキャスティングなのでとっても楽しみです♪




どちらの作品も『親子』を題材にしています。
「椿山課長〜」は生みの親と育ての親、ヤクザの親分子分などいろいろな形の親子愛、
「地下鉄〜」は特に父子の親子愛が中心ですね。



「椿山課長〜」は一度死んで現世に甦る、
「地下鉄〜」はタイムスリップと、
どちらもSFとしてはよくあるネタですが、どちらもちょっと哀しい展開でSFっぽさを強く感じさせるストーリーではなくて良いです♪



最近音楽でも小説でも少し哀しさの残るものに惹かれます。
ハリウッド映画より邦画の方が面白いとさえ感じる今日この頃です。
先日も「小田和正の後ろ向きな歌詞が好き」といったら後輩に引かれました。
我ながら病んでますねー。