高校の教育カリキュラム
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 331回
- この商品を含むブログ (1042件) を見る
「頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)」や「バカの壁 (新潮新書)」などの新書のベストセラーで今まで期待以上だったことはありませんでしたが、これは結構よかったです。
利益があがる仕組みやキャッシュフローの概念などを身近な例で説明してくれるのでとってもわかりやすいですね。
筆者も述べているように入門書の入門として会計に興味を持つきっかけになるいい本だと思います♪
さて今の高校生は商業高校にでも行かない限り、会計学にはまったく触れる機会がありません。
高校の頃に微分、積分など理論的な数学だけでなく、簿記とか応用分野を教えてもいいのではないかと思います。
高校のお勉強は理科、社会は面白いけど数学は全く応用がなくてつまんないですねー。
「数学の応用は理科(特に物理)で」みたいなところがありますね。
まぁ「モノづくりの国」の日本としてはそれで学生が科学に興味をもつという意味でいいのかもですが…
理系離れもよく言われてますし。
でも自分は数学の応用として情報をカリキュラムに追加したように、会計を入れるのもありかと思います。
商学部に興味をもつきっかけが高校のカリキュラムにはないですね。
というわけで、
「日本で商学部より経済学部の方が人気があるのは高校のカリキュラムに問題があるからだヽ(`□´)/」
という根拠の少な目の主張でした。